JSSST × FTD

FTD 2017

– Future, Technology, Design –

日本ソフトウェア科学会が贈る FTD はソフトウェア科学の裾野を広げることを目的として、学会員もそうでない方も、お嬢ちゃん・お坊ちゃんから、ベテランにまで、ソフトウェア科学に魅力をお伝えするイベントです。ソフトウェアにかかわるプレゼンターたちが、情熱を熱く語り、みなさんをソフトウェアの渦で魅了します。5年目を迎える今年も,プレゼンターには最先端領域を切り開く研究者、ソフトウェアのビジネスに展開するエンジニア、夢のようなソフトウェアを開発している人々が集まりました。ご期待下さい。

日時

9月20日(水) 14:45〜16:15

場所

慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎


加藤 淳 – 産業技術総合研究所
データドリブンな時代、プログラミング体験の未来

Jun Kato

概要
あらゆるものがプログラムで駆動される時代、プログラミングは必修の技能と考えられるほど重要視されている。しかし、機械学習やInternet of Thingsが一世を風靡したように、社会に要請されるプログラムの特性は時代とともに変化しており、古色蒼然としたプログラミング環境では早晩戦えなくなるかもしれない。本講演では、プログラミング体験(PX)の未来と、それを支える技術について議論する。

プロフィール
  • 2014年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了 博士(情報理工学)
  • SIGPX (Special Interest Group on Programming Experience) 発起人・幹事
  • TextAlive, f3.jsなど、プログラマと多様な人々が協力できる環境の研究に従事

稲見 昌彦 – 東京大学先端科学技術研究センター
身体性編集技術

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概要
農業革命、工業革命など社会構造革命は身体観の革新を伴ってきた。情報革命を、実社会に対するバーチャル社会の確立と捉えるなら、我々はその社会構造変化に自由自在に適応可能な新たな身体像「自在化身体」を設計し、身体観を更新する必要がある。本講演ではそのためのキーテクノロジ、身体性を編集可能とする技術について議論する。
プロフィール
  • 1999年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了 博士(工学)
  • 電気通信大学教授、慶應義塾大学教授などを経て、2016年4月より現職
  • (一社)超人スポーツ協会 発起人・共同代表

神武 直彦 – 慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科
オープン&フリーの宇宙データを活用しよう

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概要
宇宙開発のトレンドは、政府主導の取り組み(オールド・スペース)から、様々なIT企業やベンチャー企業などが取り組むニュー・スペースも含めたダイナミックな活動にシフトしつつあります。それによって、多くのプレイヤーが人工衛星を開発・運用し、誰もが様々な宇宙データにアクセスすることが可能になってきています。人工衛星も宇宙規模の視点から見ると、センサーのひとつにしか過ぎません。その宇宙データの活用について、農業やスポーツなどいくつかの事例を紹介しつつ、その可能性を議論したいと思います。
プロフィール
  • 1998年慶應義塾大学大学院理工学研究科 修了 博士(政策・メディア)
  • 宇宙開発事業団(2003年より宇宙航空研究開発機構)を経て、2009年から現職
  • 日本スポーツ振興センターハイパフォーマンス戦略部アドバイザー
  • アジア工科大学院大学招聘准教授
  • 宇宙システムやスポーツシステム,コミュニティーシステムなどのデザインやマネジメントに関する研究に従事

瀬尾 拡史 – 株式会社サイアメント/東京大学大学院情報理工学系研究科
「役に立つ」医療×CGを作ろう。

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概要
医療×CGと聞くだけで何だか格好良さそうですね。ARで目の前に臓器を映し出そう!とか、3Dプリンタで実物大の臓器模型を作る!とか。しかし、「格好良い」ことと「実際の治療などで役に立つ」ことは全然違います。臓器模型では色んな角度から切ったり、何度も切って練習することは出来ません。触覚フィードバックの無いARで手術訓練なんて出来るのでしょうか。
そんな観点からお話し致します!
プロフィール
  • 2010年東京大学総長賞・総長大賞(裁判員制度での3DCGの活用)
  • 2011年医師免許取得、東京大学医学部医学科卒業
  • 2013年東京大学医学部附属病院初期研修修了、
    株式会社サイアメント代表取締役社長就任
  • 2014年総務省「異能vation」第1期本採択
  • 2015年BEST VISUALIZATION OR SIMULATION, SIGGRAPH 2015
  • 2016年京都造形芸術大学 客員教授
  • 2017年東京大学大学院情報理工学系研究科 五十嵐健夫研究室 学術支援専門職員